|
ヴァイオリンのライブ |
今日はヴァイオリンのライブに行ってまいりました。 久しぶりに会った女の子が開口一番 「・・・女の人かと思いました・・・!」 って、たぶん原因はほわほわな白いコート。
ライブは、ヴァイオリン二重奏とピアノのセッションが とても良かったです! 「愛の賛歌」「エンターティナー」「ルパン3世のテーマ」 と、バラエティに富んだ曲目でとても楽しめました☆
スポンサーサイト
テーマ:日記 - ジャンル:日記
|
「河童のクゥ」と観劇 |
17日は姉御代わりのかつらネェが出た
劇団ドロブラ第10回公演 「月の影で息継ぎを」
を観に行く。(素敵なタイトル)
悲壮感が微かに(いや、とっても!?)漂う ブラックめのオムニバス。
[続きを読む]
テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術
|
王子小劇場「KCN」 & SADISTIC CIRCUS |
17日は、お昼に王子小劇場でTrigger Line「KCN」を観る。KCNってのはシアン化カリウム、つまりは青酸カリの分子式ですね?。で、よーするに毒入りお菓子の「グリコ森永事件」を題材にしたお話だ。 あまり知らなかったけど、この事件ってば企業・総会屋・警察・政治にまたぐ「裏の世界」の陰謀があるとゆー事件なんだね。たまたま一緒の回見た役者仲間は「グリコ森永事件」の本を読んだことがあって、この芝居はそこらへんもけっこう忠実に舞台化していたらしい。 チケットを買った知り合いの役者さんが、有名な「キツネ目の男」の役であった。「ほほう、なるほど」と思った。 円形劇場になってたけど、小さい円形劇場ってなんか落ち着くよね・・・。
[続きを読む]
テーマ:演劇 - ジャンル:サブカル
|
絶対王様「カンフーガール」&ライチ光クラブ |
10日は、劇団・絶対王様の「カンフーガール」を観に新宿紀伊國屋サザンシアターへ。我らが悪友、丸山桂嬢が出るからだ。
[続きを読む]
テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術
|
ディオニュソスの宴?ひと夜限りのカーニバル? |

文字通りひと夜限り=1ステージのみの貴重な公演。パフォーマンスユニット「瀕死の奴隷」の猟奇で、耽美で、アングラ?な舞台。江古田ストアハウスにて。立ち見が出るほどのの満員御礼であった。 芝居と言うよりも、音楽・芝居・朗読・パフォーマンス・スライドでの写真、それぞれを交錯させ独自の美意識を表すひとつの舞台を創りあげている、という感じ。 客入れの音楽は「ノイズミュージック」というだけに、ガチャガチャした神秘的な金属音で、クラブでやるような妖しいイベントがこれから始まるのでは!?と予感させる。 全部で3章。
・『嘆願おく能わず』 「嘆きの聖女」なる敬虔なクリスチャンが「観察者」の奏でる音楽とともに何か(ラテン語? 聖書であろうか、それとも黒魔術であろうか)を朗読後、背中を露にし自分の体を鞭打つ。 観客の「社会常識」というものを聖女の「信仰」とシンクロさせ、観客とともに舞台空間自体を「ディオニュソス的」なものへとする狙いがあるのだろうか? 「ディオニュソス」とは、この舞台のパンフレットにもあるようにアポローン神(美・秩序・制御)に対する陶酔・快感・狂気を象徴する神の名である。 反キリスト教の言述でも有名な哲学者ニーチェの「力への意思」的生き方をしている人ならこの舞台のコンセプトを歓迎するのかな、という感じ。かく言う僕もニーチェには多少ハマった過去がありますが・・・。
・『エツァルクァリストリ』 まず祭司が出てきて踊りとお香で観客を陶酔の渦にまく。祭司はゾロアスター教(拝火教)がモチーフであろうか、オリエントの原始宗教というイメージである。火があってホントにやばいお香ならマジに催眠かかるだろうな・・・とつい考えてしまう自分がいる。 そして美しい「媒体の少年」が生け贄として捧げられるのである。 ・『永遠の処女こそ私の太陽エリカそのもの』 「偏理」なる変学者がある記録を朗読している。その記録とは数々の子供たちを陵辱したうえ惨殺し食したという、自らの狂気的文章なのだ。偏理氏はターゲットにする子供たちを(なぜか)「異文化としての子供」と呼ぶ。そのときの場面は次々スライドに映し出される。 住み込みで働いている助手のリン少年の妹であるエリカがある日訪れてくる。偏理氏はエリカにぞっこん惚れ込んでしまう。 偏理氏の変態的性癖を知り、彼に詰め寄り罵倒するリンは殺されてしまう。そしてついにエリカも陵辱されたのち首を絞められ息をひきとる。露出狂の偏理氏はあられもない姿で(ホントウにあられもない姿で!)「オーソレミヨ」を歌うのであった。
この舞台に対する不満をひとつ言わせてもらう。それは「ツェツァーリアが実際に登場しなかったこと」だ! どういうことかというと、偏理氏が読み上げる記録(及びスライド)には、ツェツァーリアを含む殺された4人の子供が登場する。そしてエリカが殺された直後、舞台奥の布がまくれてそのうちの1人の死体があるのだ。僕は左端にその子が見えた瞬間、3人もいるんだろうなと思った。それなのに1人しかいなかった・・・それが残念です。 それにしても何で「バックに4人いなかったこと」ではなく「ツェツァーリアがいなかったこと」が不満かというと、賢明な皆さんならもうお解かりですね? メタフォリカルで申し訳ないが、ツェツァーリアがメチャクチャ綺麗だからです(←どこがメタフォリカルなんだか・・・)。 好事家・李氏とツェツァーリアの物語もぜひ観たい。というかメチャクチャ観たい。偏理氏の言う「完全な異文化としての子供」じゃないけど、ツェツァーリアは相当なもんですよ、ハイ。
テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術
|
|