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ごった煮企画 『千本ノック』 |
22日の夜に千本桜ホールで観ました。
まずはダンス。オカメのお面をつけて独特な動きの納豆ダンスに、芝居じみたシーンも織り交ぜながらのコミックダンス。女の子の必死な表情と、男の子のすました態度がGOOD。
次に、落語の小咄を芝居にしたもの。「そばの殿様」「そこつ長屋」の二本。今までこんな試みは聞いたことなかったけど、安心して観れる面白さがある。他の小咄を芝居にしたものも観たくなる。
それから「かげん」というお笑いコンビによるコント。新たな人類創生の際、最初の二人の人間は、なぜかどっちともアダム。実は片方は元女で・・・という設定。二人の戸惑ったやりとりが面白い。こういうシンプルな設定は、後々にも通用しそうなお笑いなので良いと思う。
最後に「別役実の名画劇場」。後ろに名画を掲げ、その絵が描かれたときの状況を芝居に。マジメなのもあり、パロディ的な笑いもあり。 僕がいちばん好きだと思ったのは、ジャック・ルイ・ダヴィッドが「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト」を描いているシーン。ナポレオンが駆け込んできて「5分しかないんだ早くしてくれ!」「いいか私は馬に乗っているんだぞ」とあくせく言う。ナポレオンの服を仮縫いしている仕立て屋がちょろちょろと。ダヴィッドが「なんですかその男は、絵を描く邪魔ですよ」というと「いま仮縫いしないと服がめちゃくちゃになってしまうんだ」とナポレオン。 「だいたい私はサンベルナール峠なんて見たことないんですよ」 「ふつうの峠だよ!」 そして駆けていくナポレオン。 シーンは一転、年を経て1812年。これも有名な、右手を服の中に入れてるナポレオンの肖像画を描いてる。動きも少し鈍くなっているナポレオン。その違いがよく現れてた。ただ単に老けただけじゃなくて、気持ちの変化もあるのだろーね。 なによりナポレオン役が女の子というところがよかった!
それからゴッホのエピソードもよかった。ゴッホの人間観は面白いね。
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宮川賢さんの『スライド☆プレゼンテーション』 |
昨日20日の夜、池袋のシアターグリーン・メインホールで観ました。劇団ビタミン大使「ABC」の宮川賢さんのスライドをふんだんに使った一人芝居です。 オムニバスです。「テキトー占い師」や「密かに人形遊びをしていた悩める息子と話す父親」の心の内が絶妙なタイミングでスライドに。 キャスティングオーディションに来た役者が、ディレクターから次々ダメだしされるネタもよかったなぁ(スライドにディレクターのセリフが映されるの)。水割りを飲んで酔ってクダをまく芝居をすると、「コップ置くとき音させたよね? コースター今は無いけどあることにして」とか「コースターってくっつくよね?」とか「コースターのくっつき方って3通りあると思うんだ」とか延々言われたり、「それは水割りの酔い方じゃないよ、日本酒だ」「それはビールでしょ」「カシスソーダに戻っちゃった」とかとか・・・。観客席に、えらくディレクターの言葉に「あ?」と感心する女性がいました。 きわめつけは「オバンゲリオン」でしょうか。「使徒と戦うための汎用人型決戦兵器」「第3新東京市」「ネルフ」「ミサト」「ゲンドウ」という名詞がモロにナレーションで出てきたあげく、オバンそのものが使徒(?)と戦うために出動する画がスライドに映されるのだっ。「残酷な天使のテーゼ」に似た曲もチャッカリ流れるわで・・・。 この話が終わってエンディング、そのスタッフロールも「残酷な天使もどき」で、なぜか感動してしまいました。
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トップキャスター |
月曜から始まったドラマ「トップキャスター」録画してたのを見てみる。
髪形がイイ! ダレの? って、いや天海祐希さんの。ソフトながらもきりっ!としたムードがよく出てますね。 お話も、面白いじゃないですか。事件の容疑者になった女性が言った、パンダもどき犬がなんとなく笑った。「これやっぱ犬じゃないんじゃないの??」と優勝を取り消され、TVに映らなかったパンダ犬。女性のアリバイを証明するために、元のテープを椿木春香(天海祐希)がチェックすると、映ってる!パンダ犬が! 高視聴率がとれるはずの、犯人をカメラが追ってるシーンよりも、そーいう変な動物にこだわってしまう僕であった・・・。パンダもどき犬は、事件に重大に関わっていると思いきや、別に違うかったのだね・・・。
次回も、椿木キャスターが病院に潜入(?)して女医のカッコするようで、楽しみです☆
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