アンニュイ演者=涼ノ日記
【移転しました】新ブログ→http://nagimamiya.blog47.fc2.com/ アンニュイな演者・川島涼がお送りする、芝居その他の活動・日々思うことなどが気ままに書かれたブログです。
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アンニュイとユニセックスがテェマの演者。好きなものは白ワインとアングラと初期椎名林檎。ユニセックスな演者によるイベント、やるよ。



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ディオニュソスの宴?ひと夜限りのカーニバル?
ディオニュソスの宴

 文字通りひと夜限り=1ステージのみの貴重な公演。パフォーマンスユニット「瀕死の奴隷」の猟奇で、耽美で、アングラ?な舞台。江古田ストアハウスにて。立ち見が出るほどのの満員御礼であった。
 芝居と言うよりも、音楽・芝居・朗読・パフォーマンス・スライドでの写真、それぞれを交錯させ独自の美意識を表すひとつの舞台を創りあげている、という感じ。
 客入れの音楽は「ノイズミュージック」というだけに、ガチャガチャした神秘的な金属音で、クラブでやるような妖しいイベントがこれから始まるのでは!?と予感させる。
 全部で3章。

・『嘆願おく能わず』
 「嘆きの聖女」なる敬虔なクリスチャンが「観察者」の奏でる音楽とともに何か(ラテン語? 聖書であろうか、それとも黒魔術であろうか)を朗読後、背中を露にし自分の体を鞭打つ。
 観客の「社会常識」というものを聖女の「信仰」とシンクロさせ、観客とともに舞台空間自体を「ディオニュソス的」なものへとする狙いがあるのだろうか? 「ディオニュソス」とは、この舞台のパンフレットにもあるようにアポローン神(美・秩序・制御)に対する陶酔・快感・狂気を象徴する神の名である。
 反キリスト教の言述でも有名な哲学者ニーチェの「力への意思」的生き方をしている人ならこの舞台のコンセプトを歓迎するのかな、という感じ。かく言う僕もニーチェには多少ハマった過去がありますが・・・。

・『エツァルクァリストリ』
 まず祭司が出てきて踊りとお香で観客を陶酔の渦にまく。祭司はゾロアスター教(拝火教)がモチーフであろうか、オリエントの原始宗教というイメージである。火があってホントにやばいお香ならマジに催眠かかるだろうな・・・とつい考えてしまう自分がいる。
 そして美しい「媒体の少年」が生け贄として捧げられるのである。
 
・『永遠の処女こそ私の太陽エリカそのもの』
 「偏理」なる変学者がある記録を朗読している。その記録とは数々の子供たちを陵辱したうえ惨殺し食したという、自らの狂気的文章なのだ。偏理氏はターゲットにする子供たちを(なぜか)「異文化としての子供」と呼ぶ。そのときの場面は次々スライドに映し出される。
 住み込みで働いている助手のリン少年の妹であるエリカがある日訪れてくる。偏理氏はエリカにぞっこん惚れ込んでしまう。
 偏理氏の変態的性癖を知り、彼に詰め寄り罵倒するリンは殺されてしまう。そしてついにエリカも陵辱されたのち首を絞められ息をひきとる。露出狂の偏理氏はあられもない姿で(ホントウにあられもない姿で!)「オーソレミヨ」を歌うのであった。

 この舞台に対する不満をひとつ言わせてもらう。それは「ツェツァーリアが実際に登場しなかったこと」だ! どういうことかというと、偏理氏が読み上げる記録(及びスライド)には、ツェツァーリアを含む殺された4人の子供が登場する。そしてエリカが殺された直後、舞台奥の布がまくれてそのうちの1人の死体があるのだ。僕は左端にその子が見えた瞬間、3人もいるんだろうなと思った。それなのに1人しかいなかった・・・それが残念です。
 それにしても何で「バックに4人いなかったこと」ではなく「ツェツァーリアがいなかったこと」が不満かというと、賢明な皆さんならもうお解かりですね? メタフォリカルで申し訳ないが、ツェツァーリアがメチャクチャ綺麗だからです(←どこがメタフォリカルなんだか・・・)。
 好事家・李氏とツェツァーリアの物語もぜひ観たい。というかメチャクチャ観たい。偏理氏の言う「完全な異文化としての子供」じゃないけど、ツェツァーリアは相当なもんですよ、ハイ。
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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術


なかがわらみか!
 幻のホラーマンガ家:なかがわらみか先生の13作品のあらすじを書いたサイトをつくってみました。これから色々付け加えようと思います。
 mixiで「なかがわらみか」コミュもあるので、好きな人は来てくださいね。

http://mika13.web.fc2.com/

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寺山修司 & トーマの心臓
terayama1

terayama2

 10日の昼は阿佐ヶ谷アルシェにて、寺山修司「『盲人書簡』より『カメラ・オブ・スキューラー』」を観ました。写真は手品師の三谷武嗣くん&看護婦みたいな令嬢(?)、小安智美ちゃんです。密かに演出家も写っとります。
 正直、寺山戯曲・・・ムヅカシイですね! 手品とかダンスで楽しい場面がありつつ、でも全体通してテーマを考えてみると「どひゃー。」重くて言葉がスイスイ頭に入らないぜ!
 ダンスがあることと、そしてメンバー的にも1年前の「ストリッパー物語」を思い出します。劇場も同じだし・・・「黒い8月」(?)も出てくるし・・・(←ここらへんは楽屋オチでございますね。
 「ぼっちゃま」を演じた女優さんが印象に残りました。良いキャラだと思います。「ぼっちゃま」キャラならではのダンスのほにゃら具合も好きだし・・・。相変わらず女優さんの男役に弱い涼であった。

 11日の夜は新宿の紀伊國屋ホールにて、Studio Life「トーマの心臓」を観劇。ユーリ:山本芳樹,オスカー:高根研一,エーリク:松本慎也のSeeleチームでした。
 エーリクが5人組に「女の子と知り合いになってどうするの…?」と訊く場面で、最初の答えは「話をしたり!」(かな?)のハズなのですがいきなり「キスしたり!」が出てきました。いきなりキスかよ! トークショーは5人組だったのですが「でも今日セリフ間違えてましたよね?」「楽屋で大ウケでしたよ」とかとか。
 ちなみにさっき「トーマの心臓」の原作本を取ろうとしたら、「11月のギムナジウム」を取りかけてしまった。いったい俺の本棚はどうなっているんだ?!! 双子が出演せなあかんがな・・・
 アンテ役の吉田くん良かったです。一緒に観た方から「吉田くん女役も良いですよ?」と前から言われているので、いつか見てみたいですね。

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キュートな女優=丸山桂の写真撮ったりッ!!
katsura

 新国立劇場にて「やわらかい服を着て」を観劇。吉田栄作、元宝塚歌劇団の月影瞳、小島聖などが出演。吉田栄作は今回が初舞台。何回か舞台もやってらっしゃるものだと思ってた。
 イラク戦争に反対するNGO「ピース・ウィンカー」の集会所を舞台に、その活動の軌跡とメンバー間の人間関係を描くリアルな芝居。
 NGOに一歩も足を踏み入れたことがなく、身内や知り合いにもそういう人がいない僕にとっては、「ピース・ウィンカー」のメンバーの一言一言が新鮮に聞こえた。イラク戦争自体も、それに関する人々のリアクションも、ほとんどニュースや雑誌でしか知らないわけで・・・。開戦のとき大学生だったので「NO WAR!」とカバンに書いてる女の子がいたなぁ、という程度で。
 でも、そういう活動を生活かけてやってる人が、今回の芝居の舞台上に「居た」わけで。街中やニュースで見ても「NGOの人たち」でひとくくりにしてしまいがちだけど、メンバー間でも確執が生まれてるところを見せられると、NGOの集会に1日だけ行くよりもしかして、命をかけて戦争に反対している人たちが「居る」ってことを実感できるかもしれない。

 そして、我らが悪友:丸山桂(マルヤマカツラ)もNGOの若手メンバーを好演。メガネと前髪パツンが意外と似合うことを発見。彼女とは去年、つかこうへい作「ストリッパー物語」で共演して以来、街中をともにさすらう悪い友だちになったのだった。
 桂チャンと共通の知り合い二人とともに、彼女にぴったりな色合いの花を買って、終演後に楽屋挨拶。いつ会ってもあいかわらず小動物のような魅力を放ち続けてる。この魅力に何人の男性がまいったのだろうか・・・。
 今後は映像もどんどん頑張るという桂チャン。いつまでも元気でいてね。勉強させてもらいますから!

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